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第17回定例研究会
2008年6月25日(水)18:30〜20:30
井上眼科病院18階会議室
参加者 34名

1.「私の見つけたユニバーサルデザイン」
神尾記念病院付属東洋治療センター 奥山健治

2.勉強会
「建物内におけるロービジョン者の歩行と注視」
東京理科大学 理工学部 建築学科 助教 松田雄二

3.調査報告
「床タイルによる誘導効果調査について」
株式会社クワハタデザインオフィス 桑波田謙

今回の「私の見つけたユニバーサルデザイン」は、神尾記念病院付属東洋治療センターの奥山健治さんに、発表していただきました。「鉄道編」と題し、小田急電鉄のロマンスカーについて実際に見学され、車内の様々な工夫についてご報告いただきました。
勉強会では、東京理科大学の松田雄二さんにお話していただきました。松田さんは、鹿島建設の原さんと一緒に、柏瀬眼科において「アイマークレコーダー」を使って、ロービジョンの方が何を手がかりに歩行されているかの研究をされており、その内容についてお話を伺いました。さらに、ご自身で研究されてきたロービジョン者の歩行について、様々な調査も含めてご紹介いただきました。
最後に、調査報告としてクワハタデザインオフィス桑波田謙さんに床タイルによる誘導効果の調査についてご報告いただきました。お茶の水・井上眼科クリニックで採用している床の素材差による誘導の効果について確認するため、点字ブロックとの比較調査を実施したのですが、素材差による誘導も効果があることが確認されました。(事務局)

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担当:井上眼科病院内 担当 千葉マリ

私達は診療空間や屋内外の空間のユニバーサルデザインについて学び、研究・調査し、発信する、様々な職種による研究会です