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第3回定例研究会
2007年3月14日(水)19:00〜21:00
お茶の水・井上眼科クリニック18階会議室
参加者 18名

1.ユニバーサルデザイン基礎講座(3)
「ユニバーサルデザインを実現するための調査」
間瀬樹省

2.勉強会
「色彩のユニバーサルデザイン」
三協立山アルミ株式会社 千葉茂

3.研究課題
「エレベーターホールの誘導計画見直し」
桑波田謙

今回の勉強会では、千葉茂さんに色彩のユニバーサルデザインについてお話していただきました。学術的な内容で専門用語も多い発表でしたが、色に関する基礎知識から、実験結果まで幅広くご紹介いただきました。実験結果によると、ロービジョンの方が見やすい色の組み合わせは、ノーマルビジョンの方も見やすいという結果だったということで、ロービジョンの方への配慮はユニバーサルデザインにつながるということが確認できた内容でした。
前回に引き続き、研究課題の「エレベーターホールの誘導計画見直し」について検討を行いました。光による誘導で、より目立つようにするのは照度でなく輝度が決め手になること、また誘導の照明を目立たせるためには全体の照度を下げる必要があるが、照度を下げると見づらい人が出てしまうこと、照明以外にも空間全体で誘導する必要があることなど話し合いました。また、院内専用エレベーターの位置が分かりにくいことも問題となっており、そちらも合わせて検討を行っていくこととしました。(事務局)

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担当:井上眼科病院内 担当 千葉マリ

私達は診療空間や屋内外の空間のユニバーサルデザインについて学び、研究・調査し、発信する、様々な職種による研究会です