2019年10月2日開催 第131回定例研究会

第131回定例研究会

2019年10月2日(水)

お茶の水・井上眼科クリニック 新御茶ノ水ビルディング3F会議室

山崎正人氏 スタジオ代 代表

認知症の母の在宅介護のなかで、中核症状に対処するために道具・空間・情報系のデザインを用いた環境づくりを試みました。また、残存能力を見極めながら自立支援も行いました。これらの実践では、広くUDの視点が役立ち、母の不穏(周辺症状)が軽減され自立した生活をのばすことができました。在宅介護から手が離れた現在では、より多くの認知症高齢者にデザインを使いたく介護施設の職員にもなりました。グループホームでは、アルツハイマー型や脳血管型認知症とタイプの異なる高齢者がおられケアの方法も変わります。この状況下における共同生活と個別性を意識した環境づくりには細かな配慮が求められたのです。講演では、我が家の在宅介護と施設介護の取り組みを通して認知症のある高齢者を支えるデザインの力について紹介します。また、今後の認知症介護の展開としてIoTのある住まいやロボットとの生活についても少しだけ触れたいと思います。