第65回定例研究会

2012年8月22日18:30〜20:00
新御茶ノ水ビルディング 5階 日本出版会議室
テーマ「超長寿社会とユニバーサルデザイン〜ヒトとまちのあるべき姿を求めて〜」
(有)国際プロダクティブ・エージング研究所 白石正明氏
“Living to 100”の出版は1999年。2001年に“The OKINAWA Program”が続き「百歳者時代」の世紀が開けた。課題は「百歳の誕生日をどこで、どう祝うか?」。従来の「帰納法」から「演繹法」へ切り換え、人生設計、生活環境、社会システム、健康・医療・教育制度革新に取り組まねば「介護亡国」道を辿ることになる。国内外で進む対策をスライドで紹介する。第一は「デザインの力」。良いデザインは人間の本能を呼び覚ます。こころを和らげ、安全と時間環境を改善、社会全体の効率向上も生み出す。例えば、医療施設の環境デザインは利用者の不安を解消すると共にコスト節減に
寄与できる。第2は「個人のモビリティ」のインパクト。『ホモ・モーベンス』の時代は「衣食住+動」への認識確立が未来を左右するであろう。人間は足から死んでくる。2013年はサルコペニアによるモビリティの危機であり、買い物弱者問題は更に悪化する。解決策をひとつ紹介するのでご検討いただきたい。最後に、ユニバーサルデザインも新たな飛躍が求められるだろう。『四次元のUD』について考えてみたい。