2012年1月25日開催 第58回定例研究会

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第58回定例研究会

2012年1月25日18:30〜20:00
新御茶ノ水ビルディング 5階 日本出版会議室


テーマ「電停のユニバーサルデザイン〜UD教育実践事例報告〜」
穴吹デザイン専門学校 常勤講師 松尾兆郎氏


これは、穴吹デザイン専門学校プロダクトデザイン学科の演習課題として、1年間取り組んだユニバーサルデザインの教育実践事例の報告です。
広島市ではJR広島駅前整備計画に関連して、路面電車の駅前新線構想の具体化を進めています。授業課題としてのリアル感を持たせるため、その新線構想の中で新電停を設けると想定し、「誰にとっても利用しやすい路面電車の電停」を、ユニバーサルデザインの概念に沿ってデザインしました。駅舎、サイン、ベンチのそれぞれの要素を中心にした電停を、3つの学生グループで取り組みました。本課題は、一人ひとりの集積としての全ての人に使いやすいこと、利用者にとって真に魅力があること、という「UDマインド」と、特別な人しか使えない特別な手法ではなく、誰もが取り組みやすいことを目指した「独自のプロセス」を理解し、ユニバーサルデザインの視点でつくり込むための基礎的技術を身に付けることを目的としました。[調査〜つくり込み〜評価・改善〜伝達]というプロセスに沿って作業を進め、学生作品の紹介というよりも、取り組んだデザインプロセスに焦点をあて、各段階ごとにその目的、実施方法、手段(活用シートなど)、作業成果を示し、考察を行いました。