2019年4月3日開催 第128回定例研究会

第128回定例研究会

2019年 4月3日(水)

お茶の水・井上眼科クリニック 新御茶ノ水ビルディング3F会議室

難波創太氏 「ボディケア・キッチン るくぜん」 院長

「ソーシャルビュー」は1980年代半ばに、アメリカのニューヨーク近代美術館で子ども向けに開発された「対話型観賞」に似ています。そこでは、グループが一つの作品を前に、「ファシリテーター」を中心に、それぞれの感想や自由な発想を話し、互いに聴きながら対話が進んでいきます。一方、「ソーシャルビュー」ではこのファシリテーターを視覚障害者が務めます。参加者は「見えたもの」を言葉に変えて次々にファシリテーターに伝えていきます。ファシリテーターは質問しながら参加者の言葉で作品のイメージを膨らましていきます。参加者は、作品の特徴だけではなく、感じたことや連想したことも言葉にしていきます。視覚障害者は自分の中に育まれたイメージが刻刻と変化していくことを楽しんでいきます。今回は一つの美術作品を前に、視覚障害者とのコミュニケーションによって、知識に頼らずアートを楽しめる遊びをご紹介したいと思います。