2017年6月7日開催 第117回定例研究会

第117回定例研究会

2017年6月7日18:30〜20:00

お茶の水・井上眼科クリニック 新御茶ノ水ビルディング3F会議室

テーマ「視覚障害者スポーツについて」

林知茂氏 国立障害者リハビリテーションセンター病院 眼科

2020年に東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まり、少しずつ障害者スポーツへの注目が高まってきている。視覚障害者スポーツについても、日本パラリンピック協会や各競技団体が啓発活動を行っている最中である。スポーツの祭典に向かって盛り上がることは大いに結構であり、認知度向上やスポンサー獲得に役立つことであろう。しかし、大事なことは2020年の後も競技生活は続き、支援体制を継続していかねばならないということである。振り返ってみると、当事者と接点が多いはずの医療従事者や福祉関係者のスポーツへの関心度が低いことに気づかされる。これでは長く支援を続けていくことは難しい。スポーツを深く理解する必要はないが、せめて知識として持っておいて、当事者と話題の共有ができ、応援する姿勢を示せば、選手にとって心強いものになるであろう。今回は視覚障害者スポーツの種類や、パラスポーツ特有の「障害クラス分け」などについて説明をする。また、視覚障害者への運動啓発についても触れたいと思う。