2016年10月31日開催 第112回定例研究会

第111回定例研究会

2016年10月31日18:30〜20:00

西葛西・井上眼科病院B1F会議室

テーマ「『わかりやすい、迷わない医療施設を目指して』〜愛媛県立中央病院での取り組み〜

松村正人氏 大成建設株式会社 設計本部 建築設計第5部長

 愛媛県立中央病院は、愛媛県松山市の中心に位置する827床の総合病院です。PFI方式により、病院の基本理念「県民の安心の拠り所となる病院」をハード面、ソフト面から総合的に具現化しました。
 狭隘な敷地での病院機能を全て維持しながらの建替えという課題を解決するために既存建物の上に新築建物をオーバーハングさせるいう大胆な建替え手法を採用し、これにより、敷地制約に妥協しない高度医療提供に必要な理想の形態を実現しました。
 エントランスを入ると、空港のような3層吹抜の「光のプラザ」が広がり、外来部門を明快な碁盤の目のようなプランとなっています。
 また、建物中央に最上階までつながる「光のパテイオ」を設け、どの階にいても自分の居場所がすぐにわかるような起点として整備しました。
 これにより、サインに頼らず目的地を把握しやすくなり、まさにウェイファインディングに効果を発揮しています。
 勉強会では、提案当時からのUDへの取り組み、提案内容と実際の運用状況、また、最近の当社のUDに対する取り組みなどお話しできればと思っております。